皆さんこんにちは!
お花見日和となった週末、お祭りを自粛する地域が多い中、
それでも都内各地は多くの人で賑わいました。お花見や散歩に出掛けた方も多かったのではないでしょうか。
さて、桜前線が関東を過ぎて、東北地方にいよいよ届いたようです。
9日土曜日に震災の爪痕が深く残る福島県いわき市小名浜で、桜の開花宣言が出されました。震災直後に高さ約30センチまで海水が達し、流されたゴミやイスなどが今も散乱する中、可憐な花を咲かせたそうです。「とってもキレイ。桜で有名な地元のことを思い出します」と語った地元の高校生。
このニュースから、被災地で生きていくために張りつめた毎日を送る方々にとっても、桜は希望を与える存在になっていることが感じられました。
桜が開花してもお腹が満たされたり、体が温まったりすることはありません。
ましてや、余震の恐怖も続く中で、例年通り桜を愛でる心の余裕などないのかもしれません。
ですが、、、張りつめて凝り固まった体をグッと伸ばすように。暖かな春の日差しに体を晒した時のように。桜を見た被災地の方々に未来への希望や安らぎを感じる時が一瞬でも訪れることを願ってやみません。
今回の地震や津波も自然ですが、希望を与える桜も自然。
どちらも同じ自然ですが、これからは一つでも多くの希望を感じられるニュースが増えていくことを祈っています。
進め!桜前線!
コメントする